妊娠

「中絶手術の方法」時期や費用についても解説



生理が遅れたら?もしかして妊娠?私は大丈夫なんて自問自答してる前に、まず検査薬でチェックして!陰性でも不安なら病院へ急げ!!結果的として中絶という選択を選らぶ以上、1秒たりとも悩んでる余裕はありません。

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中絶手術の方法について


●掻爬(掻き出し)
手術は全身麻酔か局所麻酔を行う。子宮口をヘガールという器具で開け胎盤鉗子で胎児と付属物を取り除く。最後にキューレットというおさじのようなもので子宮内膜を掻き出します。所要時間10分~20分。

●吸引法(吸い出し)
その名の通り。細い棒の形をした吸引キュレットと言う掃除機のような器具を子宮に入れ内容物(胎児とその付属物。子宮内膜)を吸い出します。

●ラミナリア
子宮の入り口にラミナリアという海藻の茎を挿入し、これには水分を含むと膨らんでいく性質がありますので、それを利用して子宮口を広げて手術流産を行います。但し一晩ラミナリアを入れておく必要があり数日の入院が必要となる場合があります。また手術前日にラミナリアを入れて膨らましておく場合もあります。

●プロスタグランディン
プロスタグランディンという膣座薬を何度か膣の中に入れ、時間をかけて子宮の収縮により陣痛を起こさせて人工的に流産に導きます。流産の後処理としてラミナリアを使用して子宮の内容物(胎児とその付属物。子宮内膜)を掻き出す場合がほとんどです。但しこの薬は中期以降の中絶手術以外は使用できません。また取り扱いも大変厳しく母体保護法指定医の許可のもとだけに用いられます。

中絶手術が行える時期と費用


中絶手術は母体保護法によって妊娠22週未満に限り行えるものとなっています。
中絶手術は手術を行う時期によって手術方法や詳細もそれぞれ異なり、初期・中期に分かれます。
※金額などはあくまで目安となります。
●妊娠初期
期間:12週0日未満(3ヶ月未満)
費用:6万~12万円
入院:基本的に不要で日帰りできる場合がほとんど。約半日はかかる
手術方法:掻爬(掻き出)又は吸引法(吸い出し)
届け:不要

●妊娠中期
期間:12週0日以降~20週0日未満(4ヶ月以内)、20週0日以降~22週未満(5ヶ月)
費用:12万~20万円(+入院費)、20万~22万円(+入院費)
入院:必要(2~4日ぐらい)
手術方法:プロスタグランディン(ほとんどがラミナリアと併用)
届け:要(死産届)

死産届


12週を過ぎた流産・死産・中絶の場合は、いずれも役所に死産届を出さなければなりません。
届出期間:死産した日から7日以内
必要なもの:・病院で発行してくれる死産証明書(死産届出書)1通、・届出する人の印鑑(シャチハタは不可)
届出人:死産した子供の父と母、父母以外でやむを得ない理由がある場合は、同居人・医師や助産婦など
届出する所:届け出人の住所がある最寄りの役所

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