【産婦人科医 監修】ご注意ください。タンポンの抜き忘れ!

【ご注意ください。タンポンの抜き忘れ!】




まだまだ厳しい暑さが続いていますが、こんな折に暑苦しい話題です。

先日、20歳の女性が、下半身から魚の腐ったような匂いがすると受診されました。
婦人科医ならこれだけでぴんとくるのですが、内診に上がられると、診察室中に悪臭が広がり、膣内に灰白色の固まりと化したタンポンを認めます。

今は、マスク越しなので苦痛ではありませんが、取り出してビニール袋に入れて消臭スプレーさらに処理します、
タンポンが残っていますと、1~2日は大丈夫ですが、それを過ぎると徐々に細菌(大腸菌や腸球菌)などが増加する温床になるのです。一般的には、タンポンを除去し、洗浄のみで改善します。

 

【タンポントキシック・ショック】


ここまでは、笑い話で終了するのですが、豆知識をひとつ。タンポントキシック・ショックという怖いごくまれに罹る病気があります。

黄色ブドウ球菌が増殖、過剰刺激が発生し、高熱やショック状態を招くというものです。恐れる必要はありませんが、愛用者は、慣れっこにならないよう、ご注意下さい。

【記事監修:岡本産婦人科医院 院長 岡本 吉明】

・大阪産婦人科医会
・日本婦人科病理学会
・日本臨床細胞学会、評議員

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