病気

【産婦人科医 監修】 性病(性感染症)を知る  ~梅毒 ②~

子宮頸がん検診を知ろう内容・頻度・料金・助成金

性感染症は意外と身近な病気です。自覚症状がないケースもあり、正しい知識をもって自分を守りましょう。前回、梅毒についての基礎知識や予防法をご紹介しました。今回と次回で個別のケースを見ていきたいと思います。

 

【症例1】


20歳の会社員の場合。
夜間に腹痛を起こし救急病院を受診された折、感染症のチェックにより偶然発覚。要治療で当院に紹介されました。
予診では、数か月の間にパートナーが複数人、また連絡のつかない状況。ご本人にはまったく自覚症状がありませんでした。
内診でも外陰部、会陰部に異常所見や鼠経リンパ節の腫脹はなく、バラ疹も見られませんでした。
血液検査では2種類の反応が高値であり、第1期~第2期の梅毒と診断でき、早速、サワシリンカプセルの投与を開始。1日6カプセルを8週間続け、1か月毎の血液検査で、初診から6か月基準値に達する事ができ、治癒判定になりました。

 

【症例2】


21歳のフリーターの場合。
外陰部のできものと、軽い痛みと違和感で受診されました。
膣口に白っぽいイボ状のできものや口内炎のような漬瘍がみられることから、コンジローマとヘルペスの合併と考え、
バルトレックス内服とベセルナクリームを使用しましたが、1週間効果がなく病変が広がったために、血液検査を実施。2種類の検査とも高値で、梅毒の診断ができました。
本症例も、幸い経過が良く、7か月目に治癒となりました。

 

【記事監修:岡本産婦人科医院 院長 岡本 吉明】

・大阪産婦人科医会
・日本婦人科病理学会
・日本臨床細胞学会、評議員

 

 

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