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妊婦が旅行に行く際に気をつけたいこと〜時期・場所・持ち物〜

妊婦が旅行に行く際に気をつけたいこと〜時期・場所・持ち物〜

赤ちゃんが生まれたらゆっくりと旅行ができなくなるので、今のうちに夫婦二人でのんびりした旅行がしたいけど、お腹の赤ちゃんに負担はかけたくないと悩んでいる人もいると思います。妊婦さんが旅行に行く時に気を付けること、注意点をご紹介します。

旅行に行く時期


妊娠16週目以降から28週くらいまでの安定期に入ってからにしましょう。それまでは、流産の可能性も高いです。それに、つわりでしんどくて旅行どころではないという人も多いと思います。
16週目以降でもまだつわりが続いていたり、体調が優れなかったりする人はやめておきましょう。
妊娠後期もお腹が大きくなり、思うように動けなかったり、お腹も張りやすくなったりしますので、安静にしておいた方が良いでしょう。
仕事をしていてなかなか旅行に行けず、産休に入ってからと考えている人は、「近場で1泊」の旅行計画にしておくと良いと思います。

いずれにしても、必ず主治医の先生に確認してからにしましょうね。

旅行する場所


安定期でどれだけ体調が良くても、何が起こるか分かりません。いざという時にかかりつけの病院に行けるように、遠くても車で2〜3時間ぐらいで行けるところが安心です。
もし、それ以上に遠くに行く場合はいつもよりこまめに休憩を取り、体調を見ながら向かいましょう。
電車など公共の交通機関を使う場合は、何かあった時にタクシーを使う可能性も考慮して、旅行先を選ぶと良いですね。

また、スケジュールについても、やりたいことはたくさんあるかもしれませんが、あまり予定を入れずゆったり、のんびりと過ごす旅行を心がけましょう。
宿泊するホテルにも、妊娠していると告げた方が良いです。最近では、マタニティープランがある宿もあります。反対に、何かがあっては困ると、妊婦さんを断るという宿も稀にあります。事前に妊娠していることを伝えて確認しておきましょう。

〈海外旅行〉
基本的にはオススメしません。
飛行機に長時間乗ることで、気圧の変化や揺れなどでお腹が痛くなったり、出血したりすることがあります。妊娠中はエコノミー症候群になる確率も上がると言われています。
また、海外で急な出産になった場合、保険対象外となり、高額な出産費を払わなくてはいけません。
どうしても行かなければならないという人は、航空会社に相談しましょう。診断書が必要な場合もあります。

また、行く先でも、万が一のことがあった場合に備えて、医療事情について調べるなど、事前に準備しておきましょう。
できるだけ医療機関が発達していて、衛生面に問題がない国を選んだ方が無難です。また国の中でも、できるだけ都心部への旅行にしておいた方が良いでしょう。さらには全く言語がわからない国は避け、せめて英語が通じる国にしておいた方が良いです。

もう一点注意しておきたいのは、国によって、妊娠○ヶ月以上の妊婦の入国ができないというような場合があることです。予約はしたのに出発できなかった!なんてことがないよう、旅行先の国のルールについても、必ず確認するようにしてくださいね。

〈温泉旅行〉
ゆっくり過ごせる旅行といえば、温泉旅行を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
以前は、妊娠中(特に初期と後期)は温泉に入らない方が良いと考えられていました。温泉の効能が書かれた看板などにも、そう書かれているのを見たことがある人も多いと思います。
でも実は2014年に、環境省中央環境審議会が「妊婦は入浴を避けるべき」という項目を、温泉の効能や注意書きの掲示内容から削除しているのです。妊婦が入浴を避けなければいけないことに、これといった根拠がなかったそうです。

とはいえ、温泉の泉質が赤ちゃんに悪影響があるのではないかと心配する人もいると思いますが、とても特殊な泉質でない限り温泉に入ることは基本的に問題ありません。しかし、妊娠中の身体はとてもデリケートです。お湯に浸かることは想像以上に体力を消耗します。あまり長い時間の入浴は避け、しっかりと水分を摂るようにしましょう。低温サウナも含めてサウナの利用は避けてくださいね。

また、温泉の性質によって床がヌルヌルしている浴場もあります。妊娠後期は特に大きなお腹で足元が見えにくくなっているので、転倒には十分気を付けましょう。
さらに朝早くや夜遅くなど、温泉に一人になってしまうような時間帯は何かがあった時に助けを呼べません。一人になる可能性のある時間帯も避ける方が安心です。
できれば、個室風呂が利用できる温泉や、値は張りますが客室で温泉が利用できるタイプの旅館を利用すると、パートナーに見守ってもらえるので安心ですね。

旅行の持ち物


・母子手帳
・健康保険証
は必ず持って行きましょう。旅行先で何かあった時に必要になります。

・羽織るものやブランケット、パジャマ
妊娠中の冷えは大敵です。夏でも冬でも、寒いと思った時に身体を温められるものがあると良いです。
パジャマも同様で、宿に置いてある浴衣などで眠るとお腹が冷えることがあります。また、お腹を締め付けてしまうようなパジャマかもしれません。いつも着ているパジャマを持って行くとゆっくりと睡眠できると思います。

・下着
替えの下着を少し多めに持って行くと安心です。少量の出血など、何があるか分かりません。着替えを持っていると安心です。

・お菓子、ポリ袋
人によりますが、お腹が空くと気分が悪くなるという人もいます。すぐに食べられるお菓子を持って行くと気分が悪くなる前に食べることができます。気分が悪くなってしまった時のためにポリ袋を持っておくとさらに安心です。

まとめ


妊娠すると赤ちゃんに会えるのを心待ちにするのはもちろんですが、心も身体も大きく変化し、それについていけず、ストレスを感じることもあります。また、出産への恐怖もあるでしょう。そんな妊婦さんに旅行は良い気分転換となります。

しかし、いつもの体調と違う妊婦さんにとって、旅行をすることが身体に影響を及ぼすこともあります。今の自分の体調と相談し、そもそも今、旅行に行くべきかどうかも含めて、旅行に行く場所などを考えてください。
行くと決まったのであれば、自分の身体と赤ちゃんのことを第一に考えて、せっかくの旅行を是非楽しんでくださいね。

 

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