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マタニティブルー?妊娠中にされて・言われて嫌だったことまとめ~職場編~

マタニティブルー?妊娠中にされて・言われて嫌だったことまとめ~職場編~

最近は妊娠・出産を経ても仕事を続ける女性が増えています。職場での妊婦に対する嫌がらせを意味する「マタハラ」を経験する女性も少なくなく社会的に問題になっています。今回は、実際に職場でされて・言われて嫌だったことをまとめてみました。

お腹があまり大きくないねという経産婦の先輩


「今〇ヶ月?あまりお腹大きくないね。私の時はその時期はもっと大きかったよ」
という経産婦の先輩。
…何なんでしょう、の「お腹の赤ちゃんの成長が遅い」と決めつけるような言い方。
もちろん、先輩に悪気はないと思うんです。
でも、こっちは初めての妊娠。
ただでさえ不安でいっぱいなのに、経験者と比較する言い方をされるとやっぱり気になる!
わたしも妊娠中でいつもより神経質になっていることだし、
無責任に不安ばっかりあおらないでほしいです…。

妊娠は病気じゃないという男性上司


接客業のため、仕事中は基本立ちっぱなし。
妊娠中期に、仕事中にお腹が張ってきたので、男性の上司に
「お腹が張ってきたので少し休憩させていただけますか?」と申し出た。

そしたら、上司からまさかの一言。
「妊娠は病気じゃない。今忙しいから後にして」
妊娠は病気じゃないから、いつも通り働けるってことらしいが、
いやいや、それは無神経すぎるでしょう!
そもそも「妊娠は病気じゃない」といわれるのは、
「体調が悪くなっても薬や治療で辛さを軽減したり回復させたりができない」という意味。
「妊娠時の体調不良は気の持ちよう」みたいな意味ではないですから~!

男性だし、妊娠について知識がないにしても、あまりに非情すぎる対応…。
お腹の子に、もしものことがあっても責任とれるんですか?!
これぞマタハラですよね!!
こんな上司のもとでは安心して働けないので、社内のコンプライアンス相談窓口に相談し、
会社から上司に忠告をしてもらうことにしました。

妊娠までどのくらいかかった?と聞く同僚


同僚に妊娠報告をしたらいきなり言われたのがこの言葉。
「妊娠までどれくらいかかった?」

どうやら同僚も妊活中だったそう。
だけど、おめでとうの前にいう言葉がこれ?
妊娠までどのくらいかかったかなんて、プライベートに踏み込みすぎでしょ!
なんであなたに夫婦の家族計画を赤裸々に話さないといけないの?
その質問をしてくる神経を理解できません…。

高齢出産だけど大丈夫?という上司や同僚


入社後、仕事に打ち込み30代半ばを過ぎて結婚。40歳目前で初めて待望の赤ちゃんを授かった。

職場で妊娠報告後、面と向かって上司や同僚に言われたのが
「高齢出産だけど、大丈夫なの?」の言葉。

この言葉って、身内やごく親しい友人に言われるなら、わかるんです。
わたしと赤ちゃんのことを心から心配してくれているからこその言葉ということが。
でも、職場の上司や同僚に言われるのって、冷やかしのような…そんな気がして逆にひどく傷ついた。
高齢出産は赤ちゃんの染色体異常や、妊婦のトラブルなど、不安が多いのもわかっている。でもそれは、わたしたち夫婦で話し合うプライベートな問題。
ずかずかとその領域に入るのは、大きなお世話以外の何でもありません。

休めていいよねという同僚


切迫早産になりかけて急遽、長期休みをもらった。その時は本当に職場の同僚に迷惑をかけたと思う。
申し訳ないという思いから、休み明けは菓子折りを持って職場に出勤した。

「体調が落ち着いてよかったね~」と笑顔で声をかけてくれる同僚もいたが
ひとりの同僚が、ボソッとこう言ったのを、わたしは聞き逃さなかった。
「妊婦は休めていいよね」
確かにこれって、彼女の本音なんだろうなぁ…
同じ給料で働いているのに、わたしが休んだ分、仕事の負担が増えたこと、
納得いかないんだと思う。

こっちは、怠けて休んでいるわけでも、さぼって休んでいるわけでもない。
お腹の命を守るため当たり前のこと。
彼女もそれは頭ではわかっているはず。だけど、気持ちが追い付かないんだと思う。
なんか…すごく切なくなりました。

仕事の負担が増えるという女上司


女性だから、必ずしもよき理解者になってくれるわけではない。
女性だからこそ嫉妬の対象になることを実感しました。

妊娠発覚後、体調の変化が出てきたので少し早めに直属の女性上司(独身)に妊娠の報告をしたところ「おめでとう」の一言はなく、
出てきた言葉は、ため息まじりの「これから繁忙期になるのに…。仕事の負担が増えるわ」だった。
妊娠報告に、こんなに露骨に迷惑そうにするものなの?
独身で仕事一筋の上司は「妊娠で仕事の足引っ張るなんて許せない」ってことなのか?
まさかの言葉にショックで落ち込みました。

さらに妊娠報告後も嫌がらせは続き、わたしが少しでもしんどそうなそぶりをすると
「これだから妊婦は…」と言わんばかりの顔…。
わたしは異常なまでに上司の顔色を見るようになり、体調が悪くても意地で休まず働き続けた。
今思えばかなり無理していたと思います…。
結果的に、母子に影響のあるような大きなトラブルもなく無事、産休に入れた時は、
「これでゆっくりできる」と心からほっとしました。

プロジェクトマネージャーから外した上司


マネージャー経験をもう5年以上積んで、自分のマネジメントにも自信を持ち始めていた頃に妊娠しました。いつかは子供が欲しいとは思っていたけれど、仕事も楽しくやりがいがあり、どこかで「少し早かったかな」なんて気持ちもあったと思います。

そんな状態で上司に妊娠報告。今抱えている仕事はどんなことがあってもやり抜くと宣言したものの、つわりが酷すぎて会議を何度も退席することに…。そんなことが続いたある日、上司から「プロジェクトマネージャーを外れてもらう」と言われました。つわりももうすぐ落ち着くので、なんとか続けさせて欲しいと頼みましたが、「無理をさせて何かあったら責任が取れない。それでもいいのか。」と言われて泣く泣く諦めることに。
確かに迷惑をかけたし、上司が悪いわけではないとは思うのですが、やりがいを失ってしまい、本当に辛かったです。

まとめ


いかがでしたか?妊娠中は体調の変化もあり、誰もが多かれ少なかれ働きにくさを感じることはあるでしょう。もし職場の上司や同僚の言動に嫌な思いをしたのなら、我慢をすることはありませんよ。今は、マタハラについて、社内の相談窓口や労働局などで気軽に相談できます。
仕事を続けることに誇りをもって、できるだけおおらかな気持ちでマタニティライフを過ごしてくださいね。

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