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私の場合はこうだった!マタニティブルー(産後)や産後うつ体験と解決策をまとめました

私の場合はこうだった!マタニティブルー(産後)や産後うつ体験と解決策をまとめました

誰にでも起こりうることなので、わかる!と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。出産直後から約1年以内に起こるマタニティブルー(産後)や産後うつについて、経験者の方から聞いた話をまとめてみました。

マタニティブルー(産後)や産後うつ体験を集めました


【全くかわいいと思えなかった我が子】
私の出産した産院は出産後、数時間後から母子同室の産院でした。
退院した後に慌てなくていいようにと、自ら母子同室の産院を選んだのです。
でも、産んでから、自分の子が全くかわいいと思えないのです。泣くとイライラしてしまうんです。
周りの出産した方は、自分の子を宝物でも扱うように、それはそれは愛おしそうにお世話をしているのに…周りの人がとてもキラキラしているように見えました。
みんな幸せそうなのに、なんで私はこんな気持ちになるんだろう。なにもしたくない。泣くな。イライラする。そればかり思っていました。
退院して里帰りはしないつもりでしたが、母が私の異変に気付き、半強制的に実家で過ごすことになりました。育児も母に手伝ってもらったり、時にはゆっくり寝させてもらったりとしていくうちに、不思議と自分の子供が可愛く思えてきたんです。
なにがあったとかではなく、徐々に…小さな手に小さな足。こんなに小さいのに一生懸命泣いて何かを訴えようとしているその生命力に愛おしさを感じました。
産後うつの手前だったんだと思います。
私の異変に気付いてくれて、実家に連れてきてくれた母に本当に感謝しています。

【体は疲れているのに…負の連鎖】
初めての育児に心身ともに疲れて果てていました。
うちの子は2時間、ひどいときには30分おきに夜泣きするような子でした。最初は疲れていたけれど、こんなものなのかな?という感じでお世話もできていたのですが、それが半月…1か月…と続くにつれて、体は疲れていて、すぐにでも寝たいのに寝られなくなってしまったんです。昼のお昼寝は少し長めにしてくれていたのでお昼寝の時に一緒に寝ようとしても寝られず、気が付いたら子どもがお昼寝から起きてしまっている。夜はもちろん夜泣きもあり寝られない。寝たいのに寝られない。体が悲鳴をあげている…そんな状態でした。
どんどん食欲もなくなっていって、外に出るにもしんどくて外出しなくなっていきました。
人って睡眠と食事がとれないと、最悪なことを考え出すんですね。もともと性格は明るいほうだと思うのですが、この時期は、ずっと「なんで私ばっかりしんどいの」「子どもさえいなかったら」「死んだら楽になるのかな」みたいなネガティブなことばかりが頭によぎっていました。
こんな風になるなんて、出産前の自分からは、とても想像ができませんでした。自分で自分の気持ちがコントロールできない。とても怖かったです。自分の子供を殺してしまうんじゃないかと…。産後うつを甘く見ていたらダメだと思いました。

【母の言葉で号泣】
私は出産後、実家に里帰りしていました。
子供が生まれて、初めての育児。それでも元々どうにかなる!という性格だったので特に育児に不安になることなく過ごしていました。
しかし出産してから2日後くらいのことでした。
母に「この子、足がカエルみたいに開いてないね。普通はカエルみたいな開き方するんだけど、ずっとクロスになってるね。」と言われました。
最初は、お腹の中にいた時の格好がこうだったからじゃない?なんて言っていたのですが、言われてからどうしても気になってしまい、インターネットで調べてみると、あまり良くないことが書いていました。
それから不安で不安で、「どうしよう…なんか体に障害があったり脳に障害があったりしたらどうしよう。自分に育てられるんだろうか…」と母の前で号泣してしまいました。
母も普段全く泣かない私が泣いたのでビックリしたようで「軽い気持ちで、おかしいねーってゆうたんだけど、ごめんね。」と謝られました。
結局、子供に問題はなかったのは良かったのですが…、
出産後2週間までが、私の中で一番情緒不安定な時期だったと思います。

産後うつから立ち直った実際の解決策を集めました


【友だちからの大丈夫!という言葉に励まされた】
私はマイナスなことしか考えれなくなっていた時に、心配して友達が電話をくれました。
「大丈夫」その言葉に本当に救われたんです。
自分の中で溜め込んでいてはダメなんです。周りの人に話を聞いてもらうのも、外に出て気分転換するのも大切なことなんだと思います。
友だち、家族、産んだ病院の先生や助産師さんなど、話を聞いてみてもらってください。もし、知っている人に悩みを打ち明けるのが難しければ、市の相談できるようなところに相談してみると良いと思います。自分の全く知らない、悩み相談のプロの方であれば、話しやすいのではないでしょうか。

【一人の時間も大切】
産後、うつ気味になり、体は疲れているのに眠れなくなりました。
夜泣きで、ゆっくり寝ることも出来ず、出張の多い夫なのでワンオペ育児もたびたびあり
心身共に疲れ切っていたのです。
寝られないので頭もボーっとしていることも多く、よく泣いていました。
そんな時、夫から、子供は俺が見てるから、ちょっと外に出ておいで。美容院とかマッサージとか行って気分転換してみたら?と言われ、産後初めて子供と離れて出かけました。
子どもと離れるのはとても心配でしたが、久々にゆっくりと出来たので、その日はいつもよりゆっくり寝ることができました。
思いつめず、時には周りに任せて一人でリフレッシュすることも大事なんだなと、その時強く感じました。
それから月に2回ほどは、夫にまかせてお一人様時間を満喫しています。
不眠症も改善されて、今では育児が楽しいです。

【最後に】
マタニティブルーや産後うつは本当に怖い症状です。
周りの方が普段と違う様子に気付いたり、一人で頑張りすぎてないか、家族や友達が気付いてあげることが一番大切だと思います。
一人の時間を作ったり、夫婦で一日の終わりにお喋りするだけでも気分はリフレッシュされるので、できるだけ時間を作るように心がけると良いですね。
また、おかしいな、変だなと感じた時には、専門の病院やカウンセラーにできるだけ早く相談することをオススメします。
産後うつは誰にでも起こりうる症状。隠そうとしたり、遠慮なんてする必要はないですよ!

 

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