妊娠

避妊の方法にはどんな種類があるの?ピルやコンドームについて詳しく知る



避妊方法のメリット、デメリットなど細かい情報を避妊方法別にご紹介しています。
知ってる人も知らない人ももう一度勉強しておこう!これを見ればあなたにあった避妊方法もわかるはず!

ピル(経口避妊薬)錠剤


性能:女性ホルモンの入った薬の服用すると、ホルモンの作用で排卵をストップします。
入手方法:医師の検査と説明後、処方されます。つまり病院で(産婦人科でなくても処方可能)
費用:初回検査費用と毎月のお薬代約¥3000ぐらい
利用方法:時間を決めて毎日服用、ピルの種類によって違うが、21日間~28日間の服用。
長所
・自分が主導権を握れます
・生理不順や生理痛などが和らぐ
・生でできる
・旅行プランが立てやすい
短所
・毎日服用のため飲み忘れたらアウト!
・保険が効かないのでややコストかかる
・人によっては服用できない(持病や体質ほか)
・喫煙者は服用できない
・STD対策法ではない
 (性病感染防止薬ではないよ)
・少々副作用がある
副作用:飲み始めた頃に多少の頭痛や吐き気を伴うことがある。慣れれば無くなります。
避妊率:★★★★★★

IUDリング/子宮内避妊器具(プラスチック・ポリエチレン製)


性能:IUDを子宮内に装着することで、受精卵の着床を防ぎます。
入手方法:母体保護法指定医の検査を受け、装着してもらう。
費用:処置料として¥30,000ぐらい~(自費診療)病院によって異なる
利用方法:生理直後に装着、次回生理の後に再診を受け問題なければそのまま約2年間有効
長所
・一度装着すれば2~3年は手間いらず。
・生でできる
・自分が自主的に避妊できる
・母乳への影響なし
短所
・出産・中絶未経験者は使いにくい
・気づかぬうちに脱落していることがまれにある
・STD対策法ではない
 (性病感染防止薬ではないよ)
副作用:生理の量が多くなる、不正出血や腹痛がある。
避妊率★★★

コンドーム


性能:勃起したペニスにかぶせ精子を閉じこめて膣に入るのを防ぐ。
入手方法:薬局・コンビニ・自販機・スーパー、通販など
費用:1ケース¥1000~¥5000ぐらい(12個入り)
利用方法:セックスをする前に、ペニスを十分に勃起させ、根本までかぶせる。長い爪には要注意!、射精寸前になってから付けても、それ以前に出る精液にも精子はいるのです。
長所
・簡単に手に入ります
・いろんなサイズや種類があるので、ピッタリのものを選べる
・使用方法がいたって簡単
・STD(性感染症)の予防が出来る
短所
・男性が協力してくれないと使えない
・1回の使い切り
・女性が主導権を握れない
・破れたり、付けるタイミングミスなどで失敗する危険性が高い
副作用:無いが、まれにコンドームが合わず、女性の膣付近がかぶれることがある。
避妊率:★★★

殺精子剤(タイプ:フィルム・ゼリー・錠剤)


性能:膣の中に入れて精子を殺す薬
入手方法:薬局
費用:タイプによって違う
フィルムタイプ ¥2,000ぐらい(10枚入り)
ゼリータイプ ¥1,300ぐらい(1本約20回分)
錠剤タイプ:¥600(20個入り)
利用方法:ペニスを挿入する前に膣の中に入れる。コンドームとの併用がおすすめ。
フィルム 小さくたたんで清潔な乾いた手で人差し指でぐっと子宮の入口(こりこりと硬くなってるところ)まで入れる。入れてから効果発揮までの所要時間は、約7分
ゼリー 専用の注入器具で子宮の入口(こりこりと硬くなってるところ)まで入れる。タンポンを入れるようなカンジ。入れたら即効果あり
錠剤 錠剤を人差し指に置いて子宮の入口(こりこりと硬くなってるところ)まで入れる。入れてから効果発揮までの所要時間は、約10分
長所
・簡単に手に入る
・自主的に避妊できる
短所
・入れる場所が難しい
・ゼリー以外は入れてから効果が出るまで時間がかかる
・全て女性上位など立ったら流れ出すことがある
・約1時間以内に射精しないと効果無し
副作用:敏感肌の人はかゆみやおりものの異常があったりする。
避妊率★

女性用のコンドーム(日本では、マイフェミという商品名のものがあります)


性能:膣の中に男性用コンドームのような袋を自分で装着して、精子の進入を防ぎます。
入手方法:薬局や通販
費用:1,200円ぐらい 箱入りで6枚ぐらい入り
利用方法:セックスする前に、指で子宮口まで押し入れる。もちろん使い捨て
長所
・自分が主導権を握れます
・勃起する前から付けておける
・男性用コンドームよりも数倍丈夫
・射精後すぐに抜かなくても液漏れ無し
・STDの予防効果が高い
・タンポン経験者には装着が簡単かも
短所
・最初慣れるまでの装着がむつかしい
副作用:ほとんど無し
避妊率:★★★

膣外射精


性能:射精する際に、精液を外に出す方法
入手方法:なし
費用:無料
利用方法:膣の外で射精。(精液以外に出る透明の液の中にも精子がいるので、膣外射精は妊娠しないのとは違うので気を付けて。)
長所
・いつでもオッケー 
・生でできる
・気持ちがいい
短所
・性感染症の感染する率が高い
・最初に出る透明な液にも精子が含まれるので、妊娠率が高い
・失敗することが多い
・女性が不利
副作用:性感染症の感染率が高い
避妊率:★

基礎体温法(周期法)


性能:婦人体温計(基礎体温用)※を使って、基礎体温の変化(高温期と低温期の二相)より排卵日(危険日)を推定して、その日は他の避妊方法を使用するかまたは、エッチしないでおく。※普通の体温計とは違う
入手方法:薬局
費用:タイプやメーカーによる。¥1,000~¥3,000ぐらい、水銀計とデジタル計がある
利用方法:毎朝決まった時間に、おふとんに横になったままじっとして計り口に加えて(舌の下)検温約5分。そして基礎体温表に記入します。基礎体温表は体温計を買うとほとんどセットになっています(1枚しかついてないので、コピーしておくと便利)
長所
・排卵日(危険日)がわかる
・月経周期などがわかる。 (生理不順対策の一つ)
・ホルモンのバランス状態がわかる
・妊娠かどうかわかる
短所
・毎日計らないと意味がない
・基礎体温法単独の避妊は不安
副作用:なし
避妊率:★

オギノ式(生理周期法)


性能:次の生理予定日から12日~16日逆算して妊娠しやすい日(排卵が起こる日)を見つけだす方法。
入手方法:なし
費用:無料
利用方法:生理周期を半年以上つけ、最短生理周期と最長生理周期の2パターンを出し、次の生理がどちらになってもいいように、逆算して排卵日を出す。排卵日を軸に前後3~4日は最も妊娠しやすいと言われているので特に禁欲する。
長所
・特になし
短所
・基礎体温法の裏付けなしには正確にはわからない
・生理周期が不安定だと計算不可能
・他の避妊法との併用が必要
副作用:なし
避妊率:★

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