妊娠

生理って何だろう?生理の周期や期間などのメカニズムについて。



『毎月あることだから、知らないはずがない!』でも、よく調べてみたら“目からウロコ”なんてことも多いはず。女性が避けて通れない問題だから、まずはここから見つめ直していきましょう。

生理のメカニズム


「赤ちゃんがほしい」「まだ赤ちゃんはちょっと…」といったそれぞれの思いとは別に、女性の体の中では“妊娠するための準備”が繰り返されます。例えば、ホルモンの分泌量が変化したり、子宮内膜が増殖されたり…。でも妊娠しなかった場合、それらは全てリセットされます。これが生理という現象です。つまり、受精卵を受けとめる準備をしていた子宮内膜がはがれ落ち、血液とともに排出されるのが生理なのです。50歳前後に閉経を迎えるまで、女性はこの生理とつきあい続けます。

①卵巣刺激ホルモンの働きで、卵巣内の原始卵胞(約5万個)のうち5~6個が成長。その中の一つが成熟卵胞に。

②卵胞ホルモンの働きで、子宮内膜は徐々に増殖。成長した卵子は、卵胞・卵巣の外へ(排卵)。卵管采を経て卵管に取り込まれます。

③排卵後、卵胞は黄体に。同時に黄体ホルモンが分泌され、子宮内膜はさらに増殖。受精卵の着床に備えます。

④卵子は、およそ24時間以内に受精しなければ、不要になった子宮内膜とともに体外へ(生理)。

【できちゃった編】
⑤卵管の途中で精子と結合し、受精卵に。分裂をくり返しながら子宮内まで移動します。

⑥子宮内に移動してきた受精卵が、子宮内膜に着床(妊娠)

正常な生理とは


周 期:生理開始日から、翌月の生理開始前日までの日数。25~38日間が一般的です。
期 間:一般的に、3~7日間。
排卵日:一般的に、生理開始日から12~15日間。
出血量:一般的に、約180g程度。
血液の状態:鮮血ではなく、赤黒い血液。普通の血液とは違い、固まりません。
基礎体温:低温期と高温期がハッキリと二極化している。
※“おかしいな”と感じたら、産婦人科医に相談しましょう。
※周期・期間・排卵日は、1カ月=30日とした場合。周期は、その月によって1週間程度前後することがあります。

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