今月の産婦人科

わんや産婦人科 WANYA WOMEN'S CLINIC

東北大出身の高度な医療知識を備え、宮城県古川の地でわんや産婦人科1代目として開業された院長先生。
もちろん、病院ではお祝いディナーやプレゼントなどの患者様が嬉しいサービスも充実していますが、それよりも「自然なお産」という理念に基き「より自然な環境」を徹底し、見えないところで患者様の体を1番に気遣った設備を取り入れられていました。
一見シンプルな施設ですが、実は先生とご家族のそんな隠れた・愛情がいっぱいつまった素敵な空間です。木のぬくもりを「病院のあたたかさ」とも感じる気持ちの良い病院でした。先生とご家族、スタッフ全員の「気持ち」が感じられることと思います。



宮城県古川市に1代で開業されたわんや産婦人科に「より自然なお産を…」という考え方に基いた「より自然に近い環境造り」についておうかがいしました。

院長:太田 司
略歴 昭和37年 静岡県天竜市生まれ
平成元年 東北大学医学部卒
平成元年〜 酒田市立病院勤務
平成4年〜 古川市立病院勤務
平成4年〜 東北大学医学部附属病院勤務
医学博士学位取得
平成8年〜 仙台市立病院勤務
平成9年〜 公立佐沼総合病院産婦人科科長として勤務
平成13年5月〜 わんや産婦人科開院


3年前にこの地で、産婦人科を開業されたのはどうしてですか?

以前から県北(宮城県北部)のほうの産婦人科が非常に手薄で必要だと感じていました。 そして何よりも、以前から「自分のやりたいお産」をしたかったからです。




こちらの病院の特徴は?

柱、壁、窓の枠、その他院内全て、自然素材にこだわっています。
お母さんと赤ちゃんに優しい環境、つまり、敏感肌や喘息の体質の方でも、気持ちよく入院していただけるためにそうしました。
オーガニック素材のシーツ、お母さん、赤ちゃんのベッド、スリッパ一つまで、人と環境に優しいものでオーダーしてそろえました。
新しい建築物って、出来た時の独特の匂いってあるじゃないですか。あれもすごく嫌だったんですよね。
木にとことんこだわったおかげで、その嫌な匂いもなく、開院当初から快適でした。空調設備も、冷暖房パネルを全館で採用しております。


冷暖房パネルとは?

見た目には、パーテーションみたいな室内にあってもほとんど違和感がないものなので、実際に来院していただいた患者さまも知らない方が多いと思いますね。
実は、エントランスを入ってすぐ、待合・スタジオ・診察室・ダイニング・お部屋…院内いたるところに設置してあります。
構造は、院内をパイプでつながれた空調パネルの中に水を通して、空気自体を温度調節するものです。夏は冷水、冬はお湯を巡回させ、1年中、快適な温度を保っています。
やはり、エアコンの風と独特な匂い、乾燥、あと、エアコンは女性の体をどうしても冷やしてしまいますので、それを防ぐためでもあります。
真夏なんかはパネルのまわりに水滴がつくくらいです。自然な、洞窟の中のひんやりした空間をイメージしていただけると近いですね。医療機関の中で、全館にこれを採用しているのは当院だけらしいです。


どうしてそこまで空調設備からスリッパ一つまで自然素材にこだわられたのですか?

開業する時に、「自分のやりたいお産」を目指していました。それは、サービスもそうですが、やっぱり1番は母子共に「気持ちのいい環境で…」ということでした。
実際、うちの子供たちもアトピーと喘息に苦しんでいましたので、それもあって、体にいい環境を作りたかったんです。
僕のお産に対する考え方は、お母さま一人一人にあった「自然なお産」です。 ということは「1番自然に近い環境で」と思います。
経産婦さんなんかは2〜3歳のお子さんとご一緒に来院されますが、 お子さんを見るとスリッパを脱いでその辺を走り回ってて…そんな風景を見ると、やっぱり(自然に近いから)床が気持ちいいのかな、って思いますね。


お産についてのお考えをもう少し具体的に教えて下さい。

自然分娩を一番の基本にと思っているのですが、私は自然分娩の背後にはきちんとした医学の裏付けを持つということが大切だと思います。
一部には医学の入り込まない方法が自然分娩だと思っている方もいるようですが、こういう考え方には疑問を持ちます。
私は、赤ちゃんと妊婦さんをずっと管理していてこれは大丈夫だと見守った上で自然分娩を目指しているんですよ。逆子の場合も、ゆっくりと時間をかけて進めていけば安全に上手に産むことができます。どこまでも患者様の意に添うような形になると思います。



お産にはご家族も立ち会うことができるのですか?

もちろん可能です。
私自身の経験なんですが、下の子の出産の時に大きな病院で出産しました。 三歳の上の子を連れてママのお部屋へ行って、時間になって帰ろうとすると、ママと離れたくなくて泣いてしまうんですよね。
そこで、私が開院したら上の子も一緒にいられるようにしてあげたいと思って、ほとんどが個室でファベッドを入れて、お産される方のご家族みんなが寂しい思いをしないように同室で泊まれるようにしました。 お産に立ち会って、そのあと一緒に過ごしていただけます。



自然に近く、人にやさしい環境の院内

床・壁材、スリッパ一つまで燃やしても有害物質の出ないものをそろえています。

院内いたるところにパネル空調が設置されています。インテリアとしても違和感がありません。

家族ぐるみの出産にぴったりな明るく開放的な空間です。

エントランスのシューズラックの隣に靴を履くためのスペースがあります。くつ履きも木素材で通常より長いので、しゃがまなくても履くことができます。


〒989-6161
宮城県古川市駅南3-11-2
TEL:0229-21-0303
http://www.wanya.jp/

女性の皆様へ

近年、お肌の弱い方や喘息・アレルギーの方が増えているように思います。 当院ではとことん天然素材にこだわり、ほこりのたたないシーツ、環境に優しい床・壁材を使用しておりますので、安心してお気軽にご来院ください。 また、ご家族の温か味を大切にしておりますので、ご家族一緒に感動の瞬間を迎えましょう。


〜取材スタッフより〜
東北大出身の高度な医療知識を備え、宮城県古川の地でわんや産婦人科1代目として開業された院長先生。
もちろん、病院ではお祝いディナーやプレゼントなどの患者様が嬉しいサービスも充実していますが、それよりも「自然なお産」という理念に基き「より自然な環境」を徹底し、見えないところで患者様の体を1番に気遣った設備を取り入れられていました。
一見シンプルな施設ですが、実は先生とご家族のそんな隠れた・愛情がいっぱいつまった素敵な空間です。木のぬくもりを「病院のあたたかさ」とも感じる気持ちの良い病院でした。先生とご家族、スタッフ全員の「気持ち」が感じられることと思います。